皆さん,こんばんは。
やっぱり高校野球って面白いですね!
絶対的な優勝候補と言われていた大阪桐蔭が敗れました。
今回,東北勢の悲願である白河越えが実現するかも(>o<)
仙台育英と聖光学院は共に決勝に行く力があると感じています。
準決勝でその東北勢が対戦してしまうのが残念ですが,深紅の優勝旗を東北の地に持ち帰ることを期待して応援しています!!
禅が教えてくれる48のこと
今回は,「心配事の9割は起こらない:枡野俊明著:三笠書房:1,200円+税」を紹介したいと思います。この本は,曹洞宗徳雄山建功寺住職である,禅僧で大学教授でもある著書が,無駄なものをそぎ落としてシンプルに生きるための48の禅の教えについて紹介してくれています。
どの教えも深く,とても納得させられるものです。禅の教えについては,この本だけではなく様々なところで目にしますが,精神の安定ととても親和性があるように感じます。
思えば私が卒業した大学は曹洞宗関連の大学で,大学1年生の時に座禅の授業があって,何度か座禅を組ませられたことがありました(^^;)
あの時は,なんでこんな授業を受けなければならないんだ!と授業の意味を見出せずに,呆れたり,小馬鹿にしていたものでした。その時に禅の教えについての講義を受けた記憶は残っていないので,このような教えを受けていなかったのか,それとも,その頃に関心や感じ取れる感受性がなくて,教えてもらっていたのに忘れてしまったのかもしれません。
話は少し逸れてしまうのですが,今回のことに限らず様々な機会で思うことがあるのですが,”その時”に興味が向かなかったり自分自身が受け入れられる感性を持ち合わせていなかったりすると,せっかくそのような機会があっても自分の身にならないということです。例えば,学童期に勉強することや誰かが自分に対して説諭してくれた出来事等。
年齢的なことや人生経験を積んでからでないと理解できないということがあるのでしょうけど・・。でも,”その時”に多くのことを感じ取れたり,学んだりできる人って,やはり只者ではない人物になるのだろうなという気がしています。
その点,私はほんとに凡庸な人物だったので,そのままごく普通の一般的な人物になり,現在もいろいろな苦労をしているのかもしれません(^^;)
とにかく,とても示唆に富んだ本ですので,是非手に取ってみてください。私もこれからも何度も読み返しながら修行を積んでいきたいと思います(^^)