皆さん,こんばんは。
昨日の涙雨もあがりました。
どんなにショックな出来事があっても,時間が経つと必ず和らいでいきます(#^.^#)。
これは真理です。

本の紹介

今回の本は,以前にもブログでちょっと紹介した『反応しない練習』草薙 龍瞬著:KADOKAWA1,300円+税。
著書紹介には,この方は中学中退後(そもそも中学って中退とかあるの!?汗),16歳で家出,上京。大検を経て東大法学部卒業!ですよ。まさしく天才!
現在僧侶として活動されています。このことを知っただけでも読んでみたくなりませんか(^^)

この本は,今までに何度も読み返していますし,これからも事あるごとに読み返していくだろう本です。私にとっては常に手元に置おいて,悩んだり迷ったりした時は,この本を読んで自分を顧みて思考を修正する本になっています。

とにかく内容が凄い,濃い!このようなマインドを習得したい!!私の本は重要だと思ったところにマーカーで線を引いているのですが,ページが蛍光イエローでまぶしいくらいです(笑)
ただ,教えや考え方等はとても納得なのですが,凡人の私にはなかなか実践するのが難しい(^^;)

この本は,仏陀(あのブッタです)の教えをわかりやすく説いている本で,ブッタの教えは,実用的で,合理的な,現代でも使える考え方であり,いっさいの悩みや苦しみから抜ける方法を紹介しています。

この本は全てが為になることが書かれてあるので全部紹介したいところなのですが,そういうわけにもいかないので(^^;),特に私に響いた部分を紹介します。

一つは,承認欲求についてです。本では苦しみをもたらしているのは“七つの欲求”であり,それを求める心が苦しみを招いていると書いてあります。思えば,私は承認欲求の塊です。“人から良くみられたい”“人に認められたい”“人より優れた人物でありたい等々。強欲の塊のような人物です(苦笑)。このような欲が,私をうつ病にしてしまったのは疑いようのないことだと思っています。
この”承認欲求について”本では,「それに,一体,何の意味があるのだ」「あの人(家族・世間)に認められたところで,それが一体なんなのだ?」と問いかけています。
本当にそのとおりです。正し過ぎて何にも言えません。でも,この執着を手放すことが難しい(^^;)
何度も何度も読み返しています。

二つ目は,どんな時も自分を否定しない,”わたしはわたしを肯定する”ということです。
うまくいかなくなった時は,つい自分を責めて,自信を無くして,悩んだり迷ったりしてしまいます。この本ではこのように言っています。
「人生に,あやまち,失敗はつきものです。ただ,肝心なのは,そのとき「どう対応するか」なのです」
落ち込まない。凹まない。自分を責めない。振り返らない。悲観しない。
それより,今を見据えて,正しく理解して,”ここからできること”に専念するのです。

この言葉にいつも背中を押されます。

ブッタの教えを習得するまでにはまだまだ至りませんが,少しでもこの境地に近づきたいと思っています。また,迷った時に読むだけで救われるような本です。
是非,読んでみてください(^^)/。

投稿者
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矢代 紀章

社会人29年目になります。 とある自治体に勤める社会福祉士。 人生折り返し地点です。 バイク,音楽,読書,映画,言葉,太陽,筋トレ等が好きです。

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