みなさん,こんばんは(^^)/
今日は見事な秋晴れで気持ち良い日でしたね~。
また,ところどころでキンモクセイの香りが漂ってきて気分も良いです。
今日はカウンセリングの日で,カウンセリングを受けてきました。
私は1時間半くらいかけてカウンセリングを受けに行っているのですが,
正直なところ,今日は寝不足もあって,ちょっと行くのが面倒だなあ(^^;)と思っていたのですが,いざ,受けると自分でも認識していなかったことが気づかされることが多くて,
やっぱり有効だし,必要なものだなあ・と感じます。
自分のアウトプットを兼ねて,いずれ私のカウンセリングの内容や詳細についても
紹介していければと考えています(^^)
「カウンセリング」について
ということで,カウンセリングの流れから,今回も『精神科医の本音:益田 裕介著』からカウンセリングについて思うところを書いてみたいと思います。
益田医師は,心理士によるカウンセリングについて,自費のままではなく保険適用される制度になってほしいという思いはあるが,一向として進展しないのは下記の2点の原因を挙げています。
①治療効果に対するエビデンスを示しずらい面があるから。
②国家予算が医療費が上がってしまうから。
①については,確かに人間は一人として同じ人はいない訳で,いわばオーダーメイドで対応が必要になるカウンセリングはエビデンスを示すことはなかなか難しいと思います。
それから,②としては,制度を悪用される恐れがあること。そして,益田医師はカウンセリングは産業になりにくいことを挙げています。
確かに,私も今,受けているカウンセリングは基本1時間という時間で受けています。実際にカウンセリングを受けてみて,カウンセリングで効果を得るには1時間は必要だと感じます。そうすると,益田医師も言っているように心理士を1時間拘束するとなると,診られる患者は1日に6人程度となってしまい,結果として心理士の収入が少なくなってしまうこと,しいては心理士を雇っているクリニックでは安定した収入を確保できないことに繋がってしまいます。
保険適用されることにより医療費が増えること,仮に制度化されても心理士の給与が十分に担保されないという二つの大きな問題。
益田医師は,治療法としてのカウンセリングは非常に重要で,気持ちや頭を整理することが大事だと言っています。
私もこのことについて,本当に同感です。それは,うつ病が基本的には脳の器質的な病気だとしても,自分自身の考え方や認知の仕方等が,病気の回復や予防に非常に大きな影響を与えると思うからです。むしろ,私の場合は認知の仕方が病気を招いている部分があると思っているので,それを修正するには自分自身で行う心理教育と他者の視点で自分を見てくれるカウンセリングのような手段が必要だと思うからです。
保険適用される制度として確立して欲しい。確立されるべきだと思います。なかなか良い解決策は思い浮かばないのですが,私が考えるもののひとつは,私が受けているカウンセリングのように企業がカウンセリングというものに絞って,お金をプールして拠出して,有効に活用されているかチェックするようなシステムを構築するのはどうかと思ったりします。実現に向けて,良い方法がないか考え続けていくことが大事ですよね。
最後に余談ですが,樺沢紫苑氏が自身のYouTubeで,益田医師の本書を良書だと紹介していました。私はいつも二人のYouTubeで病気について教えられ,助けられ,支えられているので,なんだか嬉しかったです(#^^#)。