皆さん,こんばんは。
今日は病院で光トポグラフィー検査を受けてきました。
1時間半もの間,医師と共に検査を実施して助言をいただき,病気への理解が深まり,とても充実した時間になりました。
本当に受けて良かったです(#^^#)
光トポグラフィー検査を受けてきました
今日は病院で光トポグラフィー検査を受けてきました。精神疾患を持っている方でこの検査について耳にしたことがある方や気になっている方もいると思います。また,まだあまり知られておらず,普及していないものでもあるので,受けてきた体験や一連の流れ,感想などについて,少し詳細にこれから数回にわたって伝えていきたいと思います。少しでも参考になれば嬉しいです(#^.^#)。
光トポグラフィー検査との出会い
まず,私が光トポグラフィーを知ったのは,かなり前にNHKの特集でうつ病を扱った時に,最先端の技術という形で紹介されていたのを目にしたのが最初でした。また,うつ病の最先端治療という本でも載っていました。
その時から,この検査のことが頭の片隅にあったのですが,その当時は実施している医療機関も首都圏の本当に限られた病院しかなかったので,検査を受ける機会はありませんでした。
今年の1月に病休になった時に,うつ病の治療のために勉強したり調べたりしていた時に,ふと光トポグラフィー検査が目に留まりました。その頃,私は病休を何度も繰り返していて,今後このようなことにならないために出来ることをしたいという気持ちでしたし,光トポグラフィー検査は見分けがつきにくい,大うつ病と躁うつ病が検査によって見分けられるという効用も魅力的でしたし(私自身もうつ病なのか躁うつ病なのかわからないという思いがありました。),私はそもそも脳の疾患としてのうつ病なのか,それとも気持ちの問題なのかという問いもありまして,そのような問題を解決するために有効なのではと考えて,是非とも受けてみたいと思ったのでした。
ネットで調べてみると,東京では大々的に取り扱っている病院等もあり,とても魅力的に見えました。東京なら,新幹線で日帰り可能だから受けてみようかなと思っていたところ,自分が住んでいる県で,それもそれ程遠くなく光トポグラフィー検査を受けられる病院が見つかったのです!ちなみにこの検査を受けることが出来る病院は県内で一つだけでした。
光トポグラフィー検査の手続き
すぐに病院に電話をしたところ,医療ソーシャルワーカーに電話をつないでくれたので検査について聞きました。医療ソーシャルワーカーの話では,病院では検査を実施しているものの,その検査を出来る医師が一人しかおらず,また,その医師の診察予定日が決まっていないので検査を受けられるのはかなり先になる。検査を受けられる日がわかり次第,私に連絡をするとのことだったのでお願いしました。
その後,医療ソーシャルワーカーから電話があって,検査が約2か月後に可能であると聞きました。ただ,検査を受ける条件として,主治医からの紹介状(診療情報提供書)が必要とのことでした。
ここで,私は一抹の不安がよぎりました。考えてみれば,光トポグラフィー検査を受ける病院は初診なので,当然私の病名や症状等がわからないので当然なことなのですが,私は検査のことを主治医には全く伝えておりませんでした。
どうして不安がよぎったかと言いますと,主治医はどちらかというと保守的と言いますか,自分の治療方針を優先する方だったので,率直に言って,嫌な顔をされるのでは・,最悪の場合は書いてもらうことができないのではないか・と心配になりました。(結果として検査を受けることができたので,主治医も了承してくれたのです。主治医の先生ありがとうございました(^^))
主治医への相談
主治医の定期受診日に,光トポグラフィー検査を受けてみたいということを話ました。私の病院では診断書等の欲しい書類がある場合は受付の窓口に申し出ることになっているので,窓口に必要な旨を伝えました。これで,もう後戻りはできなくなりました(^^;)
主治医の反応は,まずは,主治医から書類の件で,どういうこと?と言われ,病院を換えたいのね?と言われました。私「いやいや,そういうわけではありませんと(焦る汗)」「光トポグラフィー検査を受けたいと考えていて,受診するためには主治医からの紹介状が必要とのことです。検査を受けたら主治医の先生のところでまた診てもらいたいです」と慌てながらも誠実に伝えました。先生から,換えても良いんだよと少し嫌味を言われましたが(^^;)
光トポグラフィー検査を受けたいということについて,主治医はビックリしてました。光トポグラフィー検査のことについては主治医も知っておりました。
主治医から,あの検査は研究段階のものであり,エビデンスが確立されていないこと,受ける必要性について疑問であること等の話がありましたが,上記に書いたような光トポグラフィー検査を受けたい思いを一生懸命に伝えたところ,最終的には了承してくれました。(良かった。ホッ(^^;))
最後に,「私のクリニックで1万人の患者を診てきたけど,この検査を受けたいと言った人は初めてだ。検査を受けたら結果をよく聞いてくるように」と言って笑っていました。
紹介状は次の診察日までに書いておくことで問題ないよねと聞かれたので,検査日までは十分余裕があったので,全然構いませんと伝えてお願いしました。
こうして,少しヒヤッとしたものの第一段階はクリアしました(^^)。
私も検査を受けたい気持ちはあったものの,今後も主治医のところでお世話になりたいと思っていました。今回の件で主治医との関係が悪化しては本末転倒になってしまうので,出来るだけ誤解のないように留意しながら進めました。主治医の先生との関係は皆さんもいろいろ気を遣っているのではないでしょうか。
結構な長文になってしまってすみません。それから書くスペースがなくなってしまいました(^^;)
続きはその②で書いていきます。楽しみにしていてください(^^)/